もう木曜日、積極的に婚礼の仕事をしていた頃は、土日に向かい手をケガしないように、咽を痛めないようにと気を付け始めた木曜日でした。人に歴史ありと言うますが新郎新婦にもそれぞれ歴史があり誇りたいもの隠したいもの沢山ありますね。年間100組はお仕事をさせて頂き30年の土日は婚礼中心にしていましたので色々な事がありました。披露宴と言うのは一種の集会ですので現在は反社系の方は婚礼と言えど会場側もお断りしなくてはいけません。そこまで厳しくはなかった頃は逆に会場側の売上は上がるけど対応が大変、ロビーにはいかにもそれらしき人達がタバコプカプカ、一般客は小さくなり会場の評判はガタ落ちになってしまいます。私も何件か会場がお受けしてしまった反社の披露宴、演奏も司会もしましたが、面白がり屋の私は、面白いなぁロビー眩しくないのにみんな黒メガネかけたり、若い人はやたらペコペコしていたりと楽しんでいました。 もう一つは、ご新郎から、左京さん、どうしても親方に仲人をしてもらいたいんだけど「挨拶なしならやってやる」って言われて困っています、どうにかなりませんかと。司会を担当する私は、即刻、風邪ひいて貰いましょう、咽が腫れて声が出ない事にしましょう!私が挨拶文を作って仲人の代わりに代読。無事上手く行きましたが披露宴が進むにつれ仲人もお酒に酔いお酒を注ぎに来た人と大声でペラペラ、声が出ない事になってるんだから控えてくれよ、司会者まで嘘つきになっちゃうよと思いましたが祝いの席でもありお客様でもありましたの気が付かないふりと言うか私も騙されたふりしていました。婚礼の仕事って面白いでしょ!ではまた明日。
左京日誌・・・ご媒酌人は風邪ひいて声が出ない!