・・・楽器は大切な相棒・・・

婚礼演奏について

 左京は婚礼二刀流???このサイトでは司会者としてご案内して参りましたが、このページでは音楽家としてピアノやエレクトーンなどソロで挙式、披露宴を担当する際のテクニックをお書きいたします。音大はもとより楽器商や音楽教室、プロダクションなどでは教えられない現場体験からのものですので効果音楽を目指す方は是非ご一読ください、必ずお役に立つと思います。

私からのお願い・・・貴方の代わりに歌ってくれる楽器を恋人のように大切にして下さい。

目次

婚礼演奏(即興効果音楽) 2 手拍子を誘う 6 民謡について
楽器について 3 伴奏について 7 雅楽について
トレーニング 4 イントロについて 最後に
1 ご両親への花束贈呈など 5 エンディング  

婚礼演奏(即興効果音楽)・・・お客様を昂らせる音楽、お客様を楽しませる音楽、お客様を先導する音楽、そしてBGMの選曲など効果音楽は楽譜を用意しておけばいいというものではありません。どんな部分からも盛り上げフィナーレに持って行くテクニックも身に付けて下さい。一つの方法としては、今弾いている曲の和音から4の和音、5の和音とつなげ1の和音に持って行く方法です。それを自然に出来ないと不自然な音になりお客様も昂ってくれません。メニューにGO! 

楽器について・・・ずばりエレクトーンが最適だと思います、理由は色々な効果を出しやすいから。映画で結婚式シーンを見るとオーケストラなど立派な音楽が入っています、イントロもエンディングもビシッと決まっています。なぜそんなことが出来る、答えはアフレコ、すなわち動きに合わせて後から編集で音を入れているからです。今は素人でも色々なアプリが出ていますので似たような編集は出来ますね。でも現場で動きに合わせて音を組み込んでいく婚礼演奏はその場に応じたアレンジ能力が必要になります。難しそう?・・・感性の豊かな人には簡単、そうでない方には難しいかも!エレクトーンに限らず楽器と言うものは弾くのではなく一緒に唄う相棒とお考え下さい。メニューにGO! 

 

トレーニング・・・まずご自分で楽器をうたわせてみて下さい、海を唄わせてみて下さい、喜びを表現させてみて下さい、思わず手拍子してしまうように唄わせてください・・・色々な感情を音にしてください。音は聞く人の体に入り脳を刺激します、だから泣けてきたり楽しくなったり体が自然に動いたりします・・・その作用を活かして聞き手に心深く感性を呼び戻してもらうのが、婚礼演奏者、すなわち演出演奏者です。ちょっと難しく書いてしまいましたか、音と素直に向き合えば簡単ですよ、例えば弦楽器の音で単旋律を心豊かに流せば聞き手は心静まり聞き入ります、逆にベースを利かしリズムも加えて演奏すれば聞き手は心躍り体が動きます。私はステージ演奏、婚礼のような効果演奏をしてきました。ステージ演奏は決められて時間内に何を弾くと決めてステージを務めるもの、そこにも工夫は必要、例えばワルツの曲を3つも続けるお客様は飽きてしまうとかね、ハイテンポの曲ばかり続けるとお客様は上手いと感じるより煩く感じるというように。効果演奏はその場面その場面を盛り上げるのがお仕事ですの「天然さん」には出来ませんね、私はヨットをしますが同じ波は二度とこない、同じ方向から風や波が来ることなんてない、でも現況を見ながらより効果的な舵を切らなくてはいけません。効果演奏とそっくりです!さぁトレーニングにチャレンジしてください、効果はご家族に聞いてもらい「今の音は楽しいそう、寂しそう、手拍子したくなる」なんてやり土地が凄く役立ちますよ!・・・これを身に付けた時、あなたは本当の芸術家になります。メニューにGO! 

「ヒント」

1 ご両親への花束贈呈など静かに気持ちを昂らせていきたい時は・・・単旋律の小さい音からはいり、だんだん重旋律にするといいでしょう!ボリュームの上下には気を使ってください、よく見るのはリズムにつられ上下のやり過ぎ、お客様は船酔い状態になっちゃいますよ!メニューにGO! 

2 手拍子を誘う・・・披露宴ではよくお子様がご新婦に花をプレゼントする事があります、お子様がお席から新婦の元に進むとき、お客様の手拍子があると盛り上がるしほほえましいですよね!さぁどうしたら手拍子してくれるだろうか?まずベースのA(ラ)をドンドンドンを、それに続き、ディズニーソングの「サビ」を歩くテンポで弾き、お子様が新婦の元に到着でリズムは消し重音でで盛り上げお花の手渡しを演出してください。メニューにGO! 

3 伴奏について・・・カラオケ時代いですのでお客様にテープやCDをご用意頂くのがベストです、特に激しくイントロや間奏に特徴のある曲、そして普段ピアノ伴奏で唄われているクラシックなど。また突然歌いだす人もいます、そんな時は少しずつ音を拾いコードをつけ盛り上げてあげましょう!メニューにGO! 

4 イントロについて・・・中高年に多い例ですが祝辞の中で急に「愛の讃歌」を!なんてお客様がいます、事前の予告のない場合はアルト程度イントロを唄いだしやすく作り演奏すればいいと思います。当日でも事前に曲目とキーを言ってくれる人もいます、有難いですね。元総理の森さんがそうでした、秘書が来て「森先生がスピーチの途中で愛の讃歌を唄いたいそうですので宜しくお願いします、キーはGでお願いします」とバッチリ決めて差し上げました!メニューにGO! 

5 エンディング・・・終わりよければ全てよし、プロはこんな甘い事言えませんがエンディングは大事、前述の4,5,1を基本に綺麗に収めてください。メニューにGO! 

6 民謡について・・・基本唄われる方が正調で唄うのか歌謡曲のように唄うのか判りませんね、ですからイントロはいりません。唄いだしを聞き、正調だったら何もしない方がいいでしょう!正調でなく手拍子も欲しいようでしたら、ベースやパーカッションを小さい音で付加し誘ってください。メニューにGO! 

7 雅楽について・・・西洋音楽が現代音楽の基本になっている日本、皆さんドレミから学びアレグロとか表現符号も西洋語、でも日本には雅楽という素晴らしい音があり、今でも神社などでは多用されています。皆さんもお聞きになった事は有ると思います。雰囲気出してみませんか!和装で入るのでメンデルぞーやワーグナーでなく、かといって長持ち唄じゃなく、そんなご希望多いんですよ。理想を言えば雅楽隊を呼び先頭を歩いてもらえばいいのでしょうが・・・エレクトーンで出ますよ!雅楽の音源を拾って来て流す、そんなズルしちゃダメ、入りのイントロ、入りのエンディングはどうするの?あなたの感性で才能で雅楽の雰囲気を・・・ヒント!「サス4」使えますよ!まずはユーチューブで雅楽を聞きまくってください、ここをこうすれば雅楽の雰囲気が出ると見えて来ます。がんばって!メニューにGO! 

 

最後に・・・この世界、音楽から入りました、何でもそうだと思いますが学校と現場は大違い、私の身に付けたものの99%は現場からと言って過言ではありません。大学では作曲と声楽を専攻しました、学友と楽しい思い出、多くの学友は教員やオーケストラ団員になりました。唯一現代音楽で頑張ってる1年先輩と昔出会いました、彼は打楽器専攻で卒業後バンドを組み、私が総合司会で乗船した日本丸で演奏していました。これから音楽家を目指す方々分野を問わず音楽の楽しみを広げていきましょうね。長々お読み頂きありがとうございました、お役に立てれば幸いです。 

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 カーネギーで演奏する人も、巷のバーでキーを叩くピアニストもみんな同じ芸術家、芸術家は常に美を求めなくてはなりません、時にはいつもと違う演奏法も試さなければ・・・その為には冒険も必要。ファッションも同じ、貴方に似合う洋服まだまだあるはずです、このシステムなら冒険できますね。

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