・・・人前式?鏡開き?・・・

司会台本と人前式、鏡開台本

ここから式次第を組み立てて行きます、メインのご媒酌人やご主賓、乾杯の発声はほぼお決まりでしょうが、友人代表や余興などピックアップし組み込んで行きます。

披露宴会場はお色直しの回数などを想定した進行表を数種類持っております、参考にはなりますので、お色直しの回数に合わせた進行表を貰いましょう。その上でご希望があればアレンジして行きましょう。まず、新郎新婦で会場からもらった進行表を参考に台本を作ります。次に司会者とこれでどうか?人数多くなるけど、この人も入れたいんだけど等と相談し調整を行います。

司会者は当日、会場のマスター(黒服)と演奏者、音声などと再度打ち合わせを行い本番に入ります。

私はPCを使って新郎新婦と概要を決定し案がまとまったら調整の為、一度お会いするようにしていますが遠方の場合は電話やメールで調整をすることもあります。当日は私が会場責任者に進行の指示をし本番に入ります。

・・・はじめに・・・
披露宴 下記の通りでなくても大丈夫ですよ、披露宴に決まりなんてありません、でもお料理などの関係でこうした方が温かなものは温かく食べてもらえるんだけどなんて事はありますね!会場の係やプロ司会者とよく相談してくださいね。

スタンダード=来賓入場>新郎新婦入場>媒酌人挨拶>新郎側主賓挨拶>新婦側主賓挨拶>鏡開きもしくはウエディングケーキ入刀>乾杯の発声>祝宴開始>新郎新婦和装から洋装へのお色直し退場>新郎新婦洋装でキャンドルサービス入場(乾杯の前に鏡開きを行った場合)ケーキ入刀>友人代表や余興>新郎新婦よりご両親への花束贈呈>両家代表謝辞(本人もなさるケースあり)

オリジナル=色々個性的な挙式が考えられます、下記メニューより「人前結婚式」をご覧ください。

お色直しの時間=和から洋、洋から和は時間が最低でも30分くらいかかります。お色直し時間短縮したい場合は「お写真のあと撮り」がありますが、美容衣装写真スタッフのお披楽喜までの待機が必要となりますので会場側の協力が必要です。不可能な場合もありますので受付の段階で確認してください。当日は挙式出席者の集合写真だけにして、各衣裳での写真は多少の費用は必要ですが「前撮り」という方法も会場によっては可能です。その事により新郎新婦が会場にいられる時間が多くなりますので。要人が沢山お集りのご披露宴では有効な方法です。
司会者さんへお願い! 明るく肩の凝らないご披露宴が一番好ましいと思いますがご来賓は年齢層もまちまちですし、ご両家の大切な儀式でもありますので、ある程度の品格を持って進行して下さい。またお料理の上げ下げのタイミングをよく見ながら進めて下さい。お色直しの入退場は必ずキャプテンの合図を確認してからご案内下さい。
はじまりはじまり!ご新郎ご新婦、お仲人ご夫妻、ご両親が会場入り口の外に並び、ご来賓をお迎えし、ご来賓が全て入られましたらご両親もお席に着き扉は一旦閉められます。扉の外でご新郎ご新婦、お仲人ご夫妻は入場の列を構成し待機します。(どのタイミングで?入場のコースは?、右?左?どっちの席に?・・・全て介添えやスタッフが帯同しご指示いたしますのでご安心ください)場内でキャプテンが司会者に準備OKのサインを司会者に送ったらいよいよスタートです。

1 基本的な司会進行台本

目次

1「ご来賓の入場時」 7<鏡開き> 13<ウエディングケーキ>
2「入場準備OK後」 8<乾杯の発声> 14<友人代表や余興>
3「新郎新婦入場」  9<祝宴開始> 15<花束贈呈>
4<ご媒酌人ご挨拶> 10<お色直し退場> 16<両家代表謝辞>
5<ご新郎側主賓挨拶> 11<祝電披露> 17お披楽喜
6<ご新婦側主賓挨拶> 12<キャンドルサービス>  

人前式

披露宴会場で披露宴の前に人前式を場合の進行 披露宴会場とは別に別室にて人前式を行う場合の進行

 

1「ご来賓の入場時」・・・

<司会者>本日は誠にありがとうございます、ご着席いただき今しばらくお待ちくださいませ!

<プロ司会者は>本日はご来場誠にありがとうございます、ご入場なさいまして高砂のお席に向かい左手にご新郎側、右手にご新婦側のお席をご用意させて頂きました。お席にはお名前のお札をご用意させて頂きました、どうぞ、ご確認の上ご着席下さいませ。只今ご新郎ご新婦はご入場の準備をしております、カメラをお持ちの方、ご新郎ご新婦は皆様がご入場された扉が開きご入場なさいます。ご準備もよろしくお願いいたします、もう少々お待ちください。目次へ

2「入場準備OKの合図があったら」・・・間延びしない為!

<司会者> ご両親様もご入場なさりご新郎ご新婦のご入場をお待ちになってあります、このお時間を頂戴し自己紹介をさせて頂きたいと思います。私は新郎○○君と共に大学でラグビー部をしていました△△と申します。彼はラグビー部のキャプテンでいつもヒーローで親分、お前司会しろと言われ、ハイと司会をお引き受けしましたが大変緊張しております、皆様のご協力を頂き努めたいと思いますのでよろしくお願いいたします。・・・そしてすぐ3の「新郎新婦入場」につなげる

<プロ司会者は>ご両親様もご入場なさり只今、ご新郎ご新婦はご入場の準備をしております、このお時間を頂き一言ご挨拶申し上げます、本日ご披露宴の司会進行を持ちまして皆様のおともをさせて頂きます○○でございます。ご両家様より肩の凝らない楽しい披露宴にして欲しいと伺っております、どうぞお披楽喜までのご協力宜しくお願い申し上げます。

少しコメントを加えるとといいですね・・・私はその都度変えますが「私は昨日東京から参りました、ご新郎から駅前の○○食堂はアジフライが絶品と伺っていましたので早速食べてみました、うまかね!(ご当地のなまりなど受けますよ!)本日ご披露宴のメニューにアジフライは出ないと思いますが、食べた事あります?ここはよか街ですね食べ物は美味しいし、すれ違うおねえさんは皆さんご新郎ご新婦のお母さんのようにお綺麗だし!」等と話をつなぎすぐ3の「新郎新婦入場」につなげる・・・目次へ

3「新郎新婦入場」

<司会者>大変お待たせいたしました、只今よりご新郎ご新婦のご入場でございます、拍手でお迎えください。(高らかに)ご新郎ご新婦ご入場!<プロ司会者>大変お待たせいたしました、挙式をすまされ喜び一杯のご新郎ご新婦のご入場でございます、大きな拍手でお迎えください、ご新郎ご新婦ご入場でございます。 (高らかに)ご新郎ご新婦ご入場!・・・

<プロ司会者へアドバイス>「扉が開き高砂のお席に着くまで」拍手の合間を使い、紹介などお仲人様のご挨拶と重ならない程度のコメント入れていき、高砂のお席に着くタイミングで今一度拍手をお願いします。

文例=先ほど荘厳な挙式をなさったお二人、お仲人様ご夫妻(媒酌人を立てた場合)に包まれながらのご新郎ご新婦のご入場でございます、ご新郎は空手の達人30歳、ご新婦はお料理が自慢の25歳、正にりりしく、ういういしいお似合いのカップルでございます、間もなく高砂のお席に到着です、より一層の拍手をおお添えくださいませ!…などとコメントを入れる。

「ご新郎ご新婦、お仲人様ご夫妻が高砂のお席に到着、着席したら」

<司会者・プロ司会者同文>ありがとうございました、年号〇〇年◎月◎日、只今より○○家ご長男○○様と○○家ご長女○○様のご結婚ご披露宴を開宴致します。目次へ

4<ご媒酌人ご挨拶>

<司会者>それではまず初めに本日ご媒酌の労をお取りいただいたお仲人ご夫妻をご紹介いたします。お仲人様の○○様は(関係を)ご新郎の勤務する株式会社○○の代表取締役社長であられ、新郎が一番尊敬しておられる方で日頃よりご指導を頂いている社長さんです。では○○様ご挨拶お願いいたします。

<プロ司会者>温かな拍手を頂戴いたしました、それでははじめに、本日お忙しい中快くご媒酌の労をお引き受け頂きました○○様そして奥様の○○様ををご紹介申し上げます。○○様はご新郎がご勤務なさっておられます株式会社○○の代表取締役社長であられご新郎が日頃よりご指導いただき最も信頼し大変尊敬している方と伺っております。これより挙式のご報告並びにご両家のご紹介などご挨拶賜ります。それでは○○様宜しくお願いいたします。目次へ

5<ご新郎側主賓挨拶>

<司会者>ご媒酌人様よりご挨拶を頂戴いたしました、続きましてご新郎側ご来賓を代表していただき直属のご上司、株式会社○○営業部長○○様、お願いいたします。どうぞお進みくださいませ。 (係員がマイクまで誘導します)

<プロ司会者>ご媒酌人○○様よりご両家ご新郎ご新婦のご紹介に加え温かなお言葉を頂戴いたしました。ありがとうございます、続きましてご来賓の皆様を代表して頂きお二人にお祝いのお言葉を頂戴いたします。それでは初めにご新郎側ご来賓を代表していただき日頃お世話になっております直属のご上司で株式会社○○営業部長○○様よりお願いいたします。どうぞお進みくださいませ!目次へ

6<ご新婦側主賓挨拶>

<司会者>ありがとうございました、続きましてご新婦側ご来賓を代表していただきご新婦の大学時代の恩師○○様よりお願いいたします。

<プロ司会者>ありがとうございました、続きましてご新婦側ご来賓を代表していただきご新婦の大学時代の恩師△△大学名誉教授○○様よりお願いいたします。○○様はご新婦が専攻された英文学の世界で大変著名な方と伺っております、それでは○○先生宜しくお願い申し上げます。どうぞお進みくださいませ!目次へ

7<鏡開き>

<司会者>ありがとうございました、続きましてご新郎ご新婦によりまして「鏡開き」でございます。カメラをお持ちの方はどうぞお進みください。準備が出来ましたら私が「セーノ」と申しますので皆様は大きな声で「ヨイショ!」とお声をかけて下さい・・・<合図を待って>ご準備が整ったようです、参りますよ!「セーノ・ヨイショ」

<プロ司会者>ありがとうございました、ご主賓の○○様そして△△様より大変暖かなご祝辞を頂戴し喜びいっぱいのご新郎ご新婦、これより「鏡開き」でございます、ご準備をお願いいたします。鏡開きは本来新年に無病息災を願って日本古来から行われていましたが鏡は円満を意味し開きは末広がりを意味することから婚礼の席でもご新郎様ご新婦様はもとよりご参集いただきました皆々様のご多幸をお祈りする行事として取り入れられて来たそうです。・・・ご準備いかがですか、カメラマンの方お進みください。#カメラマンで後ろの方が見えないようでしたら・・・カメラマンの皆様、お席の方も見える様、ちょっとだけしゃがんでいただけますか・・・と。 準備が出来ましたら私が「セーノ」と申しますので皆様は大きな声で「ヨイショ!」とお声をかけて下さい・・・<合図を待って>ご準備が整ったようです、参りますよ!「セーノ・ヨイショ」目次へ

8<乾杯の発声>

<司会者・プロ司会者同文>ありがとうございました、続きまして乾杯のご発声をご新郎の空手部の顧問であられました○○先生にお願いします。○○先生には一言お祝いのお言葉を頂戴した後ご発声を頂戴いたしますので皆様はどうぞ着席のままご拝聴くださいませ。(祝辞が終わったら)それではご発声を頂きます、皆様ご起立ください。(終了したら)どうぞご着席下さい。目次へ

9<祝宴開始>

<司会者>皆様ご協力ありがとうございました、これよりお食事のお時間とさせて頂きます、ごゆっくりお過ごしください。

<プロ司会者>ご新郎ご新婦はお仲人さま、ご主賓の方々、乾杯のご発声、皆々様の暖かな拍手を頂き幸せいっぱいです、これより皆様にはご両家よりご用意させて頂きましたお料理をお楽しみ頂きたいと思います、どうぞごゆっくりお過ごしください。お料理の進行に合わせて<プロ司会者のみ>・・・只今お届けしておりますスープはシェフご自慢の○○スープでございます、あたたかなスープは温かなうちにと提供されております、どうぞ楽しみ下さい。(只今お届けしておりますステーキ、ご当地自慢の○○牛を厳選しておりますじっくりお楽しみください。‥のように入れていく) 目次へ

10<お色直し退場>

<司会者>皆様お食事中ではありますが、このお時間を頂きましてご新郎ご新婦お色直しに向かわれます、拍手でお送りください!

<プロ司会者>皆様お食事お楽しみ頂いておりますでしょうか、ご歓談の中、誠に恐縮ではございますがこのお時間を頂戴しご新郎ご新婦お色直しに向かわせて頂きます、どうぞ拍手でお送りくださいませ.(動きを見ながら)只今、先輩、お友達のお席をお通りです、お祝いのお言葉もおかけください!お顔を立てる<プロ司会者のみ>・・・時間の関係でご祝辞を頂けない大物の顔を立てる!「只今、ご新郎ご新婦は○○様はじめご新郎の先輩方がお掛けのお席をお通りです」と言う感じでお名前を読み上げる・・・(お席を周るキャンドルサービスなどでも応用しましょう)目次へ

11<祝電披露>披露する祝電はご両家に選択してもらいましょう(司会者が勝手に選んではいけません)またご披露する時間は新郎新婦のお色直し中などでOK!例えば総理大臣や大統領からの祝電がありましたら、お二人おそろいの時も効果的ですね)

<司会者>皆様、お食事ご歓談中恐縮ですがここでお二人、ご両家に寄せられました祝電をご披露させて頂きます。(終わったら)ありがとうございました、引き続きごゆっくりお過ごしください。ご披露は・・・各5通ずつくらいでいいでしょう(終わったら)ありがとうございました、引き続きごゆっくりご歓談くださいませ。

<プロ司会者>皆様お食事お楽しみ頂いておりますでしょうか!お酒も存分にご用意させて頂いておりますのでお楽しみください、ここでご両家様、ご新郎ご新婦様へ頂きました祝電の一部をご紹介させて頂きますが、その前に先ほどから会場の空気を温かく盛り上げてくれているピアニストをご紹介いたします。○○さんです!ではご祝電ご披露致します。#ご披露は・・・各5通ずつくらいでいいでしょう(終わったら)ありがとうございました、引き続きごゆっくりご歓談くださいませ)

新郎新婦は・・・後日、祝電を頂きました方への御礼も忘れないようにしましょう!目次へ

12<キャンドルサービス>#お色直しの後、写真撮影を済まされましたら、再び新郎新婦の入場です、キャンドルを各席付けて回ったりキャンディをプレゼントしながら入場します。

<司会者>大変お待たせしました、ご新郎ご新婦お色直しを済まされご入場致します、どうぞ拍手でお迎えください。ご入場! (新郎新婦が一礼して動き始めたら)これよりご新郎ご新婦は皆様のお席にご挨拶に参ります、お祝いのお言葉、写真撮影など宜しくお願いいたします。(高砂の席にそろそろ、そして到着したら)皆様にお祝いのお言葉や拍手を頂きながらご入場なさいましたご新郎ご新婦は只今よりメインキャンドルへ着火致します、一層の拍手をお添え下さい。・・・ありがとうございました。

<プロ司会者>同文プラス・・・各席を回り時間がかかります、ご自分の席でない時、正直退屈になるご来賓も!そこでプロは!新郎新婦が到着しているお席の紹介を添えていきます、このお時間も時間の関係でご祝辞など頂けなかった方のお顔を立てる事にもなりますので席次票をチェックして是非実行してください(特に著名な方が多い披露宴では)

テクニック実例5百人を超す披露宴も沢山担当させて頂きました、序列に関して最も気を使います、現職総理が上か党内で一番力のある元総理が上なのか?と言うように、こんな場合は主賓を二人三人と増やせばいいのですが、地元で力になってくれてる町議などは?格から言うと県議も挨拶無なのに町議が挨拶では問題がという事になります・・・そんな時、気を良くするようなコメントを付けてこの時間に紹介する・・・場合によってはご起立頂いて(事前にスポット係にも伝えておく)司会者!腕の見せどころ!

テクニック実例「先ほどご新郎が兄のように慕いご指導頂いた〇〇町議にご挨拶を頂戴いたしましたが、こちらのお席には日頃より大変お世話になっております皆様よくご存知の△△県議にもご出席頂いております、ご紹介いたします!△△先生ご起立お願い致します」・・・ありがとうございました!・・・・・と顔を立てる<笑> 

臨機応変に・・・はじめのご衣裳がウエディングドレスとタキシードという洋装の場合は「鏡開き」のところ(時間)でケーキ入刀をします。洋装で鏡開きをしてもかまいませんが!  目次へ

13<ウエディングケーキ>

<司会者>続きましてご新郎ご新婦にはウエディングケーキ入刀をお願いします、カメラマンの方どうぞお近くにお進みください。<準備が整った合図が来たら>・・・ではお願いします・・・「ウエイディンケーキ入刀!」

#カメラマンで後ろのお客様が見えづらくなったら・・・皆様に見えますよう少ししゃがんでお願いします=必要に応じて!て!

<プロ司会者>続きましてご新郎ご新婦にはウエディングケーキ入刀をお願いします。このセレモニーの由来は、愛し合う男女がひとつのパンを分け合うことによって永遠の愛を誓ったというギリシャ神話によると言われております。その後ご披露宴などでご新郎ご新婦の喜びをお集り頂いた方々におすそ分けすると言う意味で始まりました。そろそろご準備が整ったようでございます、では参ります、「ウエイディンケーキご入刀!」どうぞお写真お取りくださいませ。目次へ

14<友人代表や余興>

<司会者>皆様ご協力ありがとうございました、これよりご祝辞や余興を頂きます、まずはじめに・・・と順次紹介していく。

<プロ司会者>皆様ご協力ありがとうございました、本日は沢山のご上司、先輩、お友達にお集り頂いております、ここからご祝辞や余興を頂戴してまいります。それでは・・・と順次紹介していく。

#この時間帯に、準主賓クラスの人達をバランスよく入れる。

#準主賓的な人が多い場合の友人代表はご新郎ご新婦お色直し中にお願いしましょう!

<司会者・プロ司会者同文「誠に恐縮ですがご祝辞を頂戴するこのお時間、ご新郎ご新婦はお色直しをしております。ご新郎ご新婦より「後日、ビデオで拝見させて頂きます」とお詫びして下さいとございました、スピーチを頂きます方々にはご無礼と存じますがお許し頂きたいと存じます。#司会者は事前にお色直し中、スピーチを頂く方にお会いし、その旨お伝えしておきましょう。えっいないの新郎新婦って事にならないように! 目次へ

15<花束贈呈>

二通りのやり方があります、1それぞれご自分のご両親に2交差して相手のご両親に=判断はご新郎ご新婦にお任せしましょう!#「感謝の言葉、なさる?」って打ち合わせでお聞きすると「泣いちゃうから嫌」と言うお返事が・・・でもご両親の大きな思い出になるからとお勧めした方がいいですよ!後日、左京さんの言う通りにして良かったと感謝の言葉、沢山いただきましたよ。やっちゃいましょう<笑>

<司会者>沢山のご祝辞また楽しい余興を頂き有難うございました。それではここでご新郎ご新婦よりこれまでお育てになられましたご両親様にご新婦が代表し御礼のお言葉を述べさせて頂き感謝の花束贈呈をさせて頂きます。(ご新婦の言葉が済みましたら)どうぞお進みください!

<プロ司会者>ご媒酌人様、ご主賓の皆様より貴重なお話を頂戴し皆々様より暖かなお言葉や楽しい余興を頂いてまいりましたがお披楽喜の時間が近づいて参りました、これよりご新郎ご新婦は先ほどから喜びの涙を浮かべられておりますご両親に感謝の言葉と花束の贈呈をさせて頂きます。それでは感謝の言葉をご新婦様よりお願いいたします。(ご新婦の言葉が済みましたら)心清く心のこもったご新婦から感謝のお言葉ありがとうございました、どうぞご新郎ご新婦ご両親のもとへお進みください。(ご両親の立つ位置まで距離がある場合は)ご新郎、ご新婦様は私との打ち合わせも熱心でしたし礼儀正しいお二人、なんて素晴らしいカップルなのだろうと思いました。立派に育て上げたお二人は間もなくご両親のもとに到着、お父さん、お母さん嬉しいですね。ご来賓の皆々様も感動の渦の中にいます!・・・などとつなぐ。

<司会者・プロ司会者同文> (ご新郎ご新婦がご両親の前に到着したら) それではご新郎はご新郎のご両親様にご新婦はご新婦のご両親様へ花束をお渡しください、皆々様、盛大な拍手をお願いいたします。目次へ

16<両家代表謝辞>通例としてはご新郎の父が務めますが、どなたが行っても何人が行っても構いません。ご新郎のお父様、ご新婦のお父様そしてご新郎ご新婦からというケースも多いですよ。

<司会者>皆様、あたたかな拍手ありがとうございました、これよりご両家代表してご新郎お父上○○より皆々様に御礼の言葉をお願いいたします。(終了したら)それではこれを持ちまして○○家ご長男○○様、○○家ご長女○○様のご結婚ご披露宴めでたくお披楽喜とさせていただきます、ありがとうございました、これよりご媒酌人様ご夫妻、ご両家ご両親、ご新郎ご新婦は一足先にご退席致します、拍手でお送りください。

<プロ司会者>温かな皆々様に包まれましたご新郎ご新婦、ご両親への花束贈呈も済まされいよいよ新生活のスタートでございます。本日お忙しい中お集り頂いた皆々様にご両家より御礼のご挨拶を申し上げます。ご新郎お父上○○様、お願いいたします。(終了したら) それではこれを持ちまして○○様ご長男○○様、○○家ご長女○○様のご結婚ご披露宴めでたくお披楽喜とさせていただきます、これよりご媒酌人様ご夫妻、ご両家ご両親そして大きな感動と感謝を胸にしたご新郎ご新婦は一足先にご退席し皆様お見送りの準備をさせて頂きます。拍手でお送りくださいませ。目次へ

17お披楽喜<退場後、ドアが一旦閉まりお見送りの準備を扉の向こうでしています(五分もかかりません。たぶん!・・・もしかしたら、お手洗いがあるかも?つなぐ!)(準備完了の合図が来たら)

<司会者>お見送りのご準備が整ったようでございます、長時間にわたりご協力頂きましてありがとうございました、どうぞお進みくださいませ。

<プロ司会者>本日は挙式よりご出席いただきましたご媒酌人様ご夫妻、ご親戚の皆様、貴重なお話を頂きましたご主賓やご上司、お友達の皆様、楽しい余興を頂きました皆々様ご協力ありがとうございました。司会者としましても大助かりなお客様でした、重ねて御礼申し上げます、ありがとうございました。(私の場合=東京を中心にお仕事をさせて頂いておりますが大型客船で演奏したり司会をしたりウロウロしております、どこかでお会いしましたらどうぞお声をおかけください、本日は誠にありがとうございました。。。などと入れています)お見送りの準備が整ったようでございます、どうぞお進みください!ありがとうございました。

(お客様の退席が遅い時は)ご新郎ご新婦様皆様をお見送りさせて頂いております、どうぞお進みくださいと声をかける。<会場は次のセットアップがあるかも、お互い協力しましょう>目次へ

<人前式>

お正月は神社にお参りしご先祖さまへのご挨拶はお寺、結婚式は教会でって方、多いよね!日本人は毎週教会に行ったり新嘗祭などに参加したりする方は少ないんですねだから私が数十年前始めた「人前式」が広まったのかもしれません。人前式は披露宴会場以外の部屋で執り行い披露宴会場に移動する方法と、披露宴会場で披露宴の前に行う形があります。

人前式のメリット①挙式と披露宴、同じ会場でも可能なので楽だし費用も抑えられる②山頂だろうが水中だろうがどこでも出来るのでオリジナル性が高い③披露宴に組み込めば挙式代が不用。

人前式祭司は①私が司会をさせて頂いた時は祭司も兼ねています②それらしい方がいいですね、若年のお友達ではちょっと。③適任者 船長や機長、署長、校長などいいですね。

新郎新婦だけ①お二人で山頂に立ちとわの愛を誓う!大いに結構です、素晴らしい!愛を誓う形に決まりなんてありません②その様子をスマホでご家族やご友人にライブ配信、こんな形も現代風でいいですね!

衣装はどうしよう①披露宴の前に組み込む人前式は披露宴で着る衣装でOK②簗の頂上では登山の恰好で、船上ではフランクな平服でも、ヨットのデッキでは水着でも<笑>・・・これも特に決まりがある訳ではありません。ヌードでは?海外のヌーディストビーチにお出かけ下さい<笑> 目次へ

1モデルA  披露宴会場で披露宴の前に人前式を行う場合の進行

(設定 ご媒酌人(仲人)は立てないという設定)

1来賓入場・・・ご来賓は到着し受付を済ませ来賓控室へ、定刻になると会場の係が披露宴会場へご案内します。司会者は一足先に会場入りし、ご入場してこられるご来賓にお席のご案内など行いましょう。・・・(人前式を披露宴の頭に組み込む場合はご来賓入場時に通常行うお仲人、ご両親や新郎新婦によるお迎えは致しません・・・全ての方々が入場したら一旦扉は閉められますので)

司会者・・・(会場係から新郎新婦入場OKの合図が来たら)皆様、本日はご来場賜り誠にありがとうございます、本日司会進行を務めさせて頂きます新郎の友人○○と申します。ご両家よりお客様の肩が凝らない楽しい披露宴にとお申し出もございますので楽しく進行させて頂きたいと思いますのでお披楽喜までのご協力よろしくお願いいたします。尚新郎新婦は特定の宗教には属していない事から皆様を前に愛を誓う人前式を披露宴の前に組み込ませて頂きました、お客様はご着席のままで結構ですのでお立会いください。それではお待たせいたしましたご新郎ご新婦のご入場です拍手でお迎えください・・・ご新郎ご新婦ご入場!

<音楽について>最近はワーグナーやメンデルスゾーンの結婚行進曲に代わりに現代ポップで入場なさるカップルが増えてきましたが、最初の入場やケーキ入刀などセレモニー色の地良いものはワーグナーやメンデルスゾーン、キャンドル入場などで現代ポップとした方が披露宴がビシッとしまると 思います。古き良きものと現代の良きものを合わせると両方より良いものになりますね=音楽家左京のアドバイス!

・・・新郎新婦が正面(一般的には高砂と言います)に到着し一礼、着席したら・・・

司会者・・・只今より○○家、ご長男○○さんと、○○家ご長女○○さんは皆々様にお立会いを頂きここで夫婦(めおと)としての契りをさせて頂きます。ご清聴下さい。お二人は◎年◎月、ご友人の紹介で知り合い本日を迎えました。なりそめなどは後程ご友人にお聞かせいただく事にして、これからお二人には愛を誓う宣誓をお願いいたします。それではお二人起立しお願いいたします。                                    

2新郎新婦の宣誓・・・(起立一礼して)本日はお忙しい中、お集り頂きありがとうございます、私○○と私○○はこれより夫婦(めおと)として力を合わせ、楽しさは二人でより大きくし苦しみは二人で協力しより小さなものにし人生にとんな嵐が来よう力を合わせ明るく楽しい家庭を築いて行く事を誓います。お立会いをお願いいたしました皆様におかれましては今後羅針盤のごとくご指導いただきたくお願いもいあげ宣誓と致します。西暦〇〇年◎月〇日、○○ ◎男、妻 ◎子。

司会者・・・皆様祝福の拍手をお送りください! ご新郎ご新婦お座り下さい!続きましてお立会い頂きましたご来賓を代表しご新郎側より○○様、ご新婦様側より○○様にご祝辞を頂戴いたします。(お願いする人には事前にお願いしておきましょう)ではご新郎側より○○様、お願いいたします・・・<終わったら>続いてご新郎側より○○様、お願いいたします。<終わったら>ありがとうございました、皆様のお陰を持ちつつがなく人前式を執り行う事が出来ました、ありがとうございます、これよりご披露宴を開宴させて頂きます。

3立会人代表の参考スピーチ・・・新郎側=おめでとうございます、本日はご両家のご婚儀に際し立会人として出席させて頂き光栄に存じます。お二人の宣誓を受け清々しい気持ちになりました。お二人のご多幸、ご両家益々のご発展をお祈りいたします。おめでとうございました。新婦側=おめでとうございます、ご両家様の良き日にお招き頂いた上、人前式の立ち合いまでさせて頂いた事、大変ありがたく思っております。私にとっても一生忘れる事のない良き日になりました。どうか末永くお幸せに、お祈りいたしております。                              

<司会者>・・・ありがとうございました、皆様の温かなお心に包まれご新郎ご新婦は目出度く夫婦(めおと)の契りを済まされました、これを持ちまして人前式よりご披露宴とさせて頂きます。まずはじめにご新郎のご紹介をご新郎のお妹様、ご新婦のご紹介をご新婦の弟様からお願いいたします。それではお兄様からお願いいたします・・・・と言う風に続け、主賓の挨拶へと続けていきます。目次へ

プロフェッショナル>

#新郎新婦、ご両家、ご来賓ファーストですが、そのファーストを実現するには関わるスタッフ、コックさん達も仕事をしやすいようにキャストを組み込み進行する事が求められます。ただ司会をするだけではなく根回しもプロ司会者の本番より大切なお仕事です。コックさんはお客様に美味しい料理を提供したいと願っていますが、媒酌人や主賓が長すぎるスピーチをするとスープを温めなおしたり、その後の料理を急いでお出ししないとと焦ったり、スタッフもドンドン長引いては次の会場セットが間に合わないと焦ったり・・・いい結果は得られません。

#ご披露宴最適な時間は2時間30分くらいです、最長でも3時間、長くなりすぎるとお客様は椅子の背もたれに・・・これお客様が疲れてる目安です!楽しい披露宴だったと思ってもらう為にも時間は気にかけましょう。

#お披楽喜は新郎新婦やご両親、お仲人様など並びお客様をお見送りしますね、最後のお客様に続き司会者演奏者も続き挨拶しましょう。私は常にお客様を大切にして来たことが誇りです。そんな事のあらわれが、司会をさせて頂いた披露宴にいらしていた方とかご兄弟、姉妹など披露宴から次の披露宴とお仕事沢山頂戴し積極的に司会業をしていた頃は約1年先までの土日祭日はほぼ空のない状態でしたよ、皆さんもお客様を大切に頑張って下さい!

#すべて終わったら会場に戻り、チーフやスタッフにお疲れ様でしたと挨拶をして会場を後にしましょう。

#司会者は司会台(レクチャーテーブル)とマイクをピアニストやオルガニストは鍵盤を綺麗にし職場を後にしましょう!

#二次会が近くであるようでしたら、前振り(挙式の報告など)をして差し上げ二次会の司会者にバトンタッチなどしてあげれば喜ばれるでしょう。私は時間の許す限り実行しています。 目次へ     

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 以上、如何でしたか?お役に立てれば幸いです、いざ本番になると誰しもあがってしまいます、私もあがりはしませんが緊張しますよ!司会の時、名前を間違えないよう目の前の台本に大きく書いておきます。同じ日に3組等という時は特に気を付けます。演奏者としての時、緊張するのは最初の入場曲、ワーグナーにしてもメンデルスゾーンにしても難しい曲ではありませんが、絶対に間違ってはいけない曲ですので!その場その場で音を作るのは得意ですのでお弟子さんもあれだけは真似できないと(失礼ですよね、他は自分の方がもう上だと言ってるみたいで<笑>もちろん上になってくれてれば師匠として最高に嬉しいのですが)アマチュアの方もプロの方も小細工はせず「お二人の幸せを心から願って」頑張りましょうね!

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