打ち合わせもうちとけて来るとこんなお話しも、もしかしたら読者のあなたも興味あるかも知れないのでお書きしますね!「左京さん、私学生時代演劇部に居たんですけど、婚礼の司会って難しいですか、私も仕事として出来るようになるかしら?」また「左京さんは演奏者としても有名ですよね、私ピアノを長くやってましたが婚礼のお仕事出来るようになりますか?
まず司会からお話ししますと、演劇部や放送部を経験した人は早く司会を身につける事はありますが、経験無くともどなたでもなれます。アナウンススクールも言葉をハッキリ発声出来るようになるという点では有効ですが、日常の生活で綺麗な判りやすい話し方を心掛けていればあえて習う必要はありません。舞台俳優など目指す方は必要ですが婚礼司会に必須と言う訳ではありませんので。
活舌・・・。「滑舌が悪い」と言われた事がある人は少し努力すれば大丈夫、原因は舌や口周りの筋肉が弱かったりする事と言われていますので普段からハッキリものをいう癖を付ける、口をしっかり動かしてハッキリ話す。これだけれ克服できます、それは司会者を目指すなら克服して下さいね。難しくないから!。
それより婚礼司会者はあくまで披露宴をスムーズに進行するのが仕事ですので「気が付く・気配りが出来る」そんな事が大切。お料理の上げ下げは多少なり音もします、そんな時どうしたら不快感を感じないようにするか?ケースバイケースですが「今お手元にお届けさせて頂いてるステーキ、この地方の名産〇〇牛の中から当ホテルの料理長が自ら仕入れ自ら調理したものです、どうぞお楽しみください!」のようなコメントを挟むとかね!
そして司会者は会場の担当者との信頼関係を大切にしながらお客様に優しくする事。人気のある会場は1日3組の披露宴を頂く事があります。一組目二組目のご披露宴が時間延長すると大変、次のセットアップは戦争、スタッフは休憩も食事もとれません。司会者はその辺も考え、進行を組み立てて行く。「長持歌」を歌いたいお客がいるんですと申し出が有ったら、それは素晴らしい、ご新婦が色打掛で入場する時、唄って頂きましょう・・・これで3分は稼げます<笑>会場からもあの司会者が来ると仕事がしやすいと言われる事も大切。お客様は椅子の背にもたれるようになったら長すぎる、飽きたという合図でもあります。色々コツはありますので、一番いい勉強法は沢山披露宴を見る事。お願いする術があれば会場に見せて下さい、出来れば会場に司会者を紹介して頂きアシスタントのような形で見学させてもらうとか。私は演奏生活で何百組の経験がありましたのでその必要はありませんでした。
演奏についてお話しします。司会と同じくプロの音の出し方を聞くのが一番ですが、アレンジ力があると有利です、楽譜通りに弾くだけでは効果音楽にはなりませんので下に詳しくお書きしますので参考にして下さい。
| 婚礼演奏(即興効果音楽) | 2 手拍子を誘う | 6 雅楽について |
| 楽器について | 3 歌の伴奏について | 最後に |
| トレーニング | 4 イントロとエンディング | |
| 1 ご両親への花束贈呈など | 5 民謡について |
婚礼演奏(即興効果音楽)・・・お客様を昂らせる音楽、お客様を楽しませる音楽、お客様を先導する音楽、そしてBGMの選曲など効果音楽は楽譜を用意しておけばいいというものではありません。どんな部分からも盛り上げフィナーレに持って行くテクニックも身に付けて下さい。一つの方法としては、今弾いている曲の和音から4の和音、5の和音とつなげ1の和音に持って行く方法です。それを自然に出来ないと不自然な音になりお客様も昂ってくれません。
楽器について・・・ずばりエレクトーンが最適だと思います、理由は色々な効果を出しやすいから。映画で結婚式シーンを見るとオーケストラなど立派な音楽が入っています、イントロもエンディングもビシッと決まっています。なぜそんなことが出来る、答えはアフレコ、すなわち動きに合わせて後から編集で音を入れているからです。今は素人でも色々なアプリが出ていますので似たような編集は出来ますね。でも現場で動きに合わせて音を組み込んでいく婚礼演奏はその場に応じたアレンジ能力が必要になります。難しそう?・・・感性の豊かな人には簡単、そうでない方には難しいかも!エレクトーンに限らず楽器と言うものは弾くのではなく一緒に唄う相棒とお考え下さい。
トレーニング・・・まずご自分で楽器をうたわせてみて下さい、海を唄わせてみて下さい、喜びを表現させてみて下さい、思わず手拍子してしまうように唄わせてください・・・色々な感情を音にしてください。音は聞く人の体に入り脳を刺激します、だから泣けてきたり楽しくなったり体が自然に動いたりします・・・その作用を活かして聞き手に心深く感性を呼び戻してもらうのが、婚礼演奏者、すなわち演出演奏者です。ちょっと難しく書いてしまいましたか、音と素直に向き合えば簡単ですよ、例えば弦楽器の音で単旋律を心豊かに流せば聞き手は心静まり聞き入ります、逆にベースを利かしリズムも加えて演奏すれば聞き手は心躍り体が動きます。私はステージ演奏、婚礼のような効果演奏をしてきました。ステージ演奏は決められて時間内に何を弾くと決めてステージを務めるもの、そこにも工夫は必要、例えばワルツの曲を3つも続けるお客様は飽きてしまうとかね、ハイテンポの曲ばかり続けるとお客様は上手いと感じるより煩く感じるというように。効果演奏はその場面その場面を盛り上げるのがお仕事ですの「天然さん」には出来ませんね、私はヨットをしますが同じ波は二度とこない、同じ方向から風や波が来ることなんてない、でも現況を見ながらより効果的な舵を切らなくてはいけません。効果演奏とそっくりです!さぁトレーニングにチャレンジしてください、効果はご家族に聞いてもらい「今の音は楽しいそう、寂しそう、手拍子したくなる」なんてやり土地が凄く役立ちますよ!・・・これを身に付けた時、あなたは本当の芸術家になります。
ただで教えちゃうテクニック!
1 ご両親への花束贈呈・・・花束贈呈はいいけど、感謝の言葉はいや!そういうカップル多いですよ、そんな時に湿っぽい音楽は向きませんね、その場の雰囲気に合わせてアドリブで音を作って下さい、お母さんの好きな曲が判ったら、その曲をスローにするとかアレンジすると最高です!お渡しする時は盛り上げて。
2 手拍子を誘う・・・お子様が新郎新婦にお花を届ける演出があります、今はディズニーソングをマーチ風に演奏するといいですね、と同時にお客様が手拍子を添えてくれると最高、その為には曲に入る前に低音でドンドンドンと入れると手拍子を誘えます!
3 歌伴について・・・最近はカラオケのテープを持ち込む人が多いと思いますが、中には「愛の讃歌」を生演奏のバックで歌いたいと言うお客様も・・・これは司会者を通じて開演前にキーを合わせる事が大切、突然イントロを入れても自分のキーで歌い出す人もいますよ(元森総理がそうでした)、そういう方は元々キーに違和感は感じない人ですがお客様はアレって思いますので、歌の流れの中でお客様のキーに合わせて行くと、より上手に聞え喜ばれますね!
4イントロとエンディング・・・カラオケテープ持ち込み以外の方はさほどイントロも気にしない人、唄い出しやすいよう、出来れば元曲のイントロを添えてあげればOK、唄う方を見れば想像つきますよ、どの程度の歌唱力か<笑>、エンディングは唄った人を盛り上げる感じでバシッと決めて下さい。
5民謡について!・・・有名な音頭や民謡は外してはいけないイントロがありますが、ほとんどの方が無伴奏で歌い始めます。そのままお客様の手拍子で歌い終わるのもいいと思いますが、気が付かないうちにバックに貴方の音楽が添えられ素晴らしい効果を出せば、さすがプロとなるでしょう!
6雅楽について・・・神社で挙式を行う時よく使われる雅楽、ピアノでの表現は難しいと思いますが電子オルガンやフルートなどではその雰囲気を出す事が可能です、人前式の時、演奏すると日本的な雰囲気が出ます、ユーチューブで色々な雅楽を聞きセンスを身につけて下さい、ヒントはサス4です!クリスチャンカップルの場合は讃美歌より結婚式に合った曲を選んでください。
最後に・・・音楽は色々な魔法を秘めています、元気にしたり癒したり思い出をたどったり、ここでご案内した演奏法はより感動を高める為の音楽です。練習法はご自宅の楽器を用いて、ワンちゃんを見ながらお花を見ながらコーヒーを見ながらBGMを奏でてみてください。そんな訓練をする事で聞かせる音楽ではなくその場をよりその場らしく出来る音楽が奏でられるようになります。
司会や演奏者を目指す方々、頑張って下さい!お弟子さん達は皆、私より上手?になりましたよ!